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着るセメダイン:着物にLED2000個 布に回路組める接着剤開発

第2回ウェアラブルEXPOでセメダインが出展したLEDを2000個内蔵した着物「着るセメダイン」

 接着剤などの製造販売を行うセメダインは、布などに直接回路形成とチップを実装できる接着剤を開発し、13日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の第2回ウェアラブルEXPOで同接着剤を使用してLEDチップを多数実装した衣装「着るセメダイン」を初展示した。

 同社は、電気伝導性と接着耐久性にこだわった接着剤「セメダインSX-ECAシリーズ」を布などの用途でも使用できるようにカスタマイズしたものを今回開発。布のしなやかさを損なわず、回路形成でき、LEDやセンサーなどのチップを取り付けることができるペーストで、湿気で硬化するため、室温程度の環境温度下でも十分な導電性を実現した。また、硬化後も柔軟性に優れているため、各種素材の変形にも対応できる。さらに、同社が培ってきた接着技術により、さまざまな素材に接着でき、布のほか、シリコーンゴムや紙、フィルムなどにも直接回路形成することが可能という。

 同ペーストを応用して、今回同社は外部の服飾デザイナーなどとともに、LEDチップを組み込んだ衣装を制作。「着るセメダイン」と名付け、同イベントで披露した。着るセメダインは女性向けの着物のような衣装で、白の生地に同ペーストを用いて回路と約2000個のLEDチップを実装。会場では、LEDを点灯させて展示しており、同衣装を身にまとい、LEDを光らせながら舞を踊る女性の映像も流されている。

 同社担当者は「もともと接着剤なので密着性がよく、布だけじゃなく何にでも回路が形成でき、常温で硬化し、硬化後も柔らかい。いろいろな長所が合わさったもの。(接着剤メーカーとしての)我々の強みがある」とアピール。今回の出展について「いろいろなウエアラブルデバイスを作りたいというお客様に我々のペースト(同接着剤)を知ってもらいたいし、そういったお客様にペーストを提供していくのが直近の目標」と語った。

 今後は、同ペーストの特性を生かした各素材への回路形成方法や接続方法のさらなるノウハウの蓄積を進め、同技術を応用し、医療や介護、ヘルスケア等の分野におけるウエアラブルデバイスへの展開を図っていくという。

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