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カルピス:継続飲料で高齢者の“生活の質”向上 調査結果発表

このほど行われたメディアセミナーの様子

 カルピスは、希釈タイプの乳酸菌飲料の継続的な飲用が高齢者のQOL(クオリティー・オブ・ライフ=生活の質)の向上につながるという調査結果を発表した。

 調査は、同社発酵応用研究所が愛媛大学大学院医学系研究科公衆衛生・健康医学分野と協力し、2013年8月から14年1月に、50年後の日本の高齢者比率(約40%)に近い愛媛県上島町の岩城島に住む高齢者118人を対象に実施。希釈タイプの乳酸菌飲料30ミリリットルを自身で希釈調製し、一日1杯、8週間継続飲用してもらい、高齢者の主観的なQOLの変化を、八つの項目で健康関連のQOLが測定できる評価方法「SF−8」を用いて調べた。なお、飲用期間の前後にそれぞれ8週間の非飲用期間を設け、非飲用期間でも同様の調査を行った。

 その結果、飲用期間8週間の前後を比べたところ、「心の健康」など、精神面のQOLを表す項目を中心に複数の評価項目においてスコアの上昇が認められた一方、非飲用期間では有位なスコアの上昇は認められなかったという。また、同期間に体調に関するアンケートも実施し、継続飲用により、便秘症状など、おなかの調子の改善も認められたという。

 今回の結果について、同研究所の内田直人さんは「乳酸菌飲料の栄養や機能性成分の摂取に加え、希釈タイプの特徴である毎日自身で希釈調製して飲むというルーティンワークを持つことなどがこの結果に寄与したと考えている」と説明。「今後はさらに長期的な飲用試験や都市部などほかの地域での調査を実施して、この取り組みの有用性の検証を続けていく」と語った。

 同社は、心と体の健康に役立つ商品や技術の提供を目指し、乳酸菌や微生物を活用した研究を行っており、その中で活力ある高齢社会実現に向けこれまでの乳酸菌研究を生かし、「心の健康」に着目した研究に取り組んでいる。

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