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夏の科学イベント:子供たちが手術の疑似体験やDNA採取に挑戦 川崎市

「夏の科学イベント 2014」で手術の疑似体験する子供ら

 川崎市は11日、夏休みの自由研究に活用できるような科学実験が体験できたり、暮らしに役立つ科学などを紹介する子供たちを対象にした「夏の科学イベント 2014」を、ライフサイエンスや環境分野の研究開発などが行われている「殿町国際戦略拠点 キング スカイフロント」(川崎区)で開催した。訪れた子供たちは、オレンジジュースからDNAを採取する実験や本物の医療機器を使った手術の疑似体験など、さまざまなワークショップを楽しんだ。

 今回のイベントは、実験動物中央研究所や国立医薬品食品衛生研究所、ジョンソン・エンド・ジョンソン、大和ハウス工業など、「キング スカイフロント」に施設を構える、もしくは今後進出予定の研究所や企業などが、同所での事業内容を知ってもらうこと、科学により親しみを持ってもらうことなどを目的に開催。昨年に続き今年で2回目で、約650人の親子連れなどが参加した。

 ジョンソン・エンド・ジョンソンのブースでは、実際の医療機器を使って外科手術の疑似体験ができるワークショップを開催。子供たちは手術着やキャップを着用し、手術用の糸と針を使った縫合体験や腹腔鏡手術で使用する鉗子(かんし)の操作体験などを真剣な表情で行っていた。鉗子の操作体験に参加した小学6年生の女子児童は、「難しかったけど、楽しかった。(将来の夢として)お医者さんにも興味が出てきた」と目を輝かせていた。

 また、国立医薬品食品衛生研究所は、オレンジジュースからオレンジのDNAを採取する実験ができるワークショップを展開。実験動物中央研究所はマウスの染色体やサルの一種であるコモンマーモセットから作った人工多能性幹細胞(iPS細胞)などが観察できるブースなどを用意し、子供たちの関心を集めていた。同市の健康安全研究所や環境総合研究所、日本アイソトープ協会、味の素とエスアールエル(共同出展)などもブースを出展した。

 同市の総合企画局 担当理事の鈴木毅・臨海部国際戦略室長は、同イベントについて「このようにサイエンスの裾野を広げることはとてもいいこと。子供たちが目をキラキラさせて参加していた様子を見て、やってよかったと思う」と笑顔を見せ、「今後はキング スカイフロントならではのイベントとして定着させていきたい」と語った。

 「キング スカイフロント」は、ライフサイエンスや環境分野の世界最高水準の研究開発などが行われている同市川崎区の臨海部にある約40万平方メートルのエリアで、京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区内にあり、川崎市が誘致や支援などを進めている。

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