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NTTドコモ:業界衝撃の完全定額料金「次の手も」 担当者インタビュー

NTTドコモ経営企画部の吉田英樹料金制度担当課長

 常識を破る完全定額の音声通話料金プラン「カケホーダイ」を発表し、業界に衝撃を与えたNTTドコモ。新料金は、パケット通信のデータ量を家族間などで分け合える「パケあえる」を組み合わせた「カケホーダイ&パケあえる」、長期利用者を対象にした割引「ずっとドコモ割」、25歳以下のユーザーが割引対象となる「U25応援割」と同時に6月から提供される。今回の新プランの狙いなどについて、同社経営企画部の吉田英樹料金制度担当課長に話を聞いた。

 −−新料金プラン実施の背景は。

 特段きっかけがあったわけではないが、長く使ってくれる人と家族で使ってくれる人をお得にしたいというのがコンセプトにあった。インパクトがあるものを出せたので、おかげさまで反響も大きい。裏を返せば、ドコモが(他社と比べ)競争的に弱い状況にあるということ。料金をアピールしていかないと、今は他社に状況が負けていると思っている。

 −−他のキャリアや無料通話アプリなどは意識したか。

 当然ながら、競争相手の事業者の料金は常に見ており、そのうちのどれがお客様に支持されているのかは見ている。また、VoIP(インターネットを利用して音声通話する技術)を使ったサービスを使うユーザーがいることも意識している。品質がよくなったというお客様がいる一方で、「品質が悪い」「通話が切れる」というお客様もいて、最近VoIPのサービスが広まってきたからこそ、キャリアの音声通話の重要性がクローズアップされたきたと思う。我々としては、通話をしっかりしなければいけないと改めて思い、(今回の新プランに)踏み切った。

 −−顧客流出引き留めや新規獲得が狙いか。

 事業者として、当然それはある。ただこのプランにしたからといって、皆がドコモに来るとは思っていない。毎月、解約される方がいて、いろいろなご不満があると思う。そのやめる理由の一つが料金。端末やネットワークは負けているとは思っていないが、料金が高いというイメージがあったのは事実。それを今回の新プランで払拭(ふっしょく)できると思う。「ドコモは変わった」と思っていただけると、それも狙い。

 −−他社への影響は。

 インパクトがあるので、他社は(同様のプランで)追随してくると思う。全く同じプランかアレンジしたものかはわからないが。この料金プランはアメリカのものを参考にしており、他社も勉強していると思うので、すぐにでも追随できると思う。このプランが標準的な考えになってくるのではないか。端末やサービスはオリジナルを出していけるが、料金は差別化できるものではないと思っている。ここ(新プラン)で優位を取れば、他社は追随してくるだろうし、ここを優位と思わなければ(他社は)ついてこない。こちらとしてはついてくるものと思っていて、次の手も考えている。

 −−最後に新料金プランへの期待を。

 このプランによって、解約しようというユーザーに思いとどまっていただき、また、弊社に入ってきていただければと思っている。

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