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よりそいホットライン:相談3万件の半数以上が被災地から 3割が「心の悩み」

 社会的包摂サポートセンター(東京都文京区)が24時間無料で相談できる電話サービス「よりそいホットライン」を11日から15日間全国で受け付けたところ、約2万9000件の相談が寄せられ、東日本大震災の被災地からの相談が全体の51%を占めたことがわかった。

 「よりそいホットライン」は、被災者のサポートを目的に国の補助を受け、11年10~12月に岩手、宮城、福島の3県を対象にスタート。11年12月17~18日には首都圏でも試験的に行われ、多くの悩みが寄せられた。11日には、東京都内と岩手県盛岡市に中央コールセンター、全国35カ所に地域コールセンターを設置し、全国サービスを開始。期間中、全体で2万9223件の電話が寄せられ、被災地からの相談は1万1070件だった。各コールセンターには相談員と弁護士や医師などの専門員を配置し、生活、性暴力、DV、同性愛、自殺など幅広い悩みに対応しているのに加え、英語、中国語、韓国語、タイ語など外国語の相談を受け付けているのが特徴。

 結果を受け、同センターは29日に日本青年会館(東京都新宿区)でシンポジウムを開催。被災地からの相談件数の27.9%を「心の悩み」が占めたことが発表された。また、パネルディスカッションには、同センターの遠藤智子事務局長、社会福祉士の池田恵利子さん、フリーアナウンサーの八塩圭子さんらが登壇。遠藤事務局長は、寄せられた相談内容からケガや病気をきっかけに生活苦に陥るケースが多いことを指摘し「電話で当事者とつながり、安心できる場所を提供し、その次の支援につながってほしい。それが求められている」と話した。(毎日新聞デジタル)

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