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タカラトミー:富山社長がベストファーザー賞 社員は「夢や志を共有できるパートナー」

イエローリボン(ベストファーザー)賞を受賞したタカラトミー・富山幹太郎社長

 「第30回イエローリボン(ベストファーザー)賞」に政財界から大手玩具メーカー「タカラトミー」の富山幹太郎社長が選ばれた。7日、東京都内で行われた授賞式後、取材に応じた富山社長は「(同賞は)すごく仕立てのいい服なんだけど、ぼくには似合わないなあという感じ」と例えながら照れくさそうな笑顔を見せ、「いただいたことは光栄。これをもとにまた励みたい」と喜びを語った。

 「イエローリボン賞」は、日本メンズファッション協会などが「父の日」を前に各界著名人から「ベストファーザー」を表彰するもので、今年は、富山社長(政治・経済部門)のほか、タレントの中山秀征さん(芸能部門)、俳優の杉浦太陽さん(同)、プロレスラーの佐々木健介さん(スポーツ部門)、「はやぶさ」プロジェクトマネジャーの川口淳一郎さん(学術・文化部門)の5人が受賞した。

 富山社長は、タカラとの合併前のトミー3代目社長から06年の合併後の社長に就任し、現在27歳となる長男の父親。「結婚して子どもが生まれて2年目に社長になった。その前に経営危機があって、家庭を顧みずに仕事に没頭していた。いろんな意味で苦労をかけたし、どちらかと言えば、仕事一辺倒だった」としみじみと振り返り、子育てについては「ぼくはおやじにレールを敷かれたので、それも大変なんだけど、(息子には)自分で道を切り開いていけるような子に育ってほしいと思って、口出しせずに好きなことをやらせている。でも、『どうせやるなら一番になれよ』と言っています」と明かした。

 また、玩具業界の“名物社長”としても知られる富山社長。「おもちゃは古臭いものではなくて、子どもの健やかな成長の糧となるような重要なもので、それを届けるのは重要な責務です」と社会的使命を語り「(社員には)それを感じる人だけ集まってくれと、みこしを担いでいるようで担いでいないやつは要らないと(言っている)。(社長と社員は)父と子というより、夢や志を共有できるパートナーですね」と持論を展開。「今は終身雇用が維持できなくなったり、雇用形態の変化の真っただ中で、新しいやり方を模索している。だからこそ志を共有でき、それを元に集まろうということです」と“富山流”の哲学を披露した。(毎日新聞デジタル)

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